■線路際の家・東村山 2002.08

計画地 :東京都東村山市 建売住宅の計画。かなり変形した敷地で、南側は隣家が迫っているけれど、北側には5m程の斜面状に高くなった線路敷の緑地帯に面している(電車の本数はそれほど多く走らない)。建売住宅として売るために基本となる4LDKをローコストでという要件は満たさなければならない。敷地の良さを最大限に活かすために、建物の配置は敷地の南側にべったりとはりつけ緑地に面する北側を駐車スペース兼用の庭として大きく空け、緑地の斜面を庭と一体化させ、室内から見た景観として活かしている。南からの日当たりが取り込みにくい分、2階リビングの構成として、ハイサイドライトやトップライトによってプライバシーを損ねない範囲で採光を得ている。またリビングの北側にはテラスを設けて1階と同様に緑地との関係を近づけている。
用 途 :建売住宅
主要構造:木造在来工法
敷地面積:122.05m2
延べ面積:98.13m2

1FPLAN

2FPLAN

PERSPECTIVE